
松苗あけみ先生に
サインいただいたときに、つい
画廊で買ってしまった。
最近漫画家さんの
昔話やこれまでの道のりを
まとめた本は人気らしいのですが
なるほど面白い。
絵を書くことが好きで
映画いっぱい見に行って
オリジナルの
ストーリーを練ることより
ひたすら美しいレースや
巻き髪などを書くのが好きだった
少女時代から、一条ゆかりの
アシスタントになり、有名漫画家の
お手伝いを次々にこなしていく。
実際に会ったとき、一人ひとり
丁寧にイラストを描いてくれて
すごいなーと思ったのですが、
松苗あけみ自身が、若い時代
有名漫画家の
家で原画を見せてもらったり
イラストサインを貰ったりってことが
最高の喜びだったんですね。
当時18歳19歳の
松苗あけみに対して、すでに
大御所感あった一条ゆかりは
まだ20歳代前半!
その作品の文学性や発言からは
とてもそう思えないけど、すごく
成熟してたんですね。
ところで松苗あけみの実家は
表具屋だったそうで、昭和の職人的な
お父さんが襖の見本帳などの
切れ端をくれるので、紙だけは
いっぱいあったそうです。
察するに、見本帳に描いてあったであろう
柄なんかもイラストに影響されたのでは
ないかしら。
と、いうのも着物を着た女性を描くのも
ディテールが凝っててすごく上手なので
和のテキスタイルや、文様の洗礼も
受けたのが役立ったんでしょうね。
「桜の如き君を愛す」
谷崎の痴人の愛に
インスピレーション受けて
描いた作品も収められている
この選集なんか
和の要素モリモリで、大変美しい
松苗あけみの絵を堪能できます。

着物はパーツが細かいから
描き込みがいがあっただろうな。
DJ KAZURU
ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..
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