
ブリトニー・スピアーズ自伝
「ウーマン・イン・ミー」拝読。
アメリカ合衆国の人気タレントに
興味はないのですが、以前
パリス・ヒルトンの自伝を読んだ時に
こんな背景がきらびやかな彼女の後ろに
隠れていたのか、と
大変興味深く思うことがあったので
こちらも、という感じ。
訳者が私のお気に入り村井理子ですね。
飲んだくれの父親と
生活の不満を怒鳴り散らす母親は問題だけど
幼少期から人前で歌って踊って
注目を浴びることで自我が保たれていたようなので
スターになったのは天職かもですね。
ホイットニー・ヒューストンや
マドンナに憧れ、彼女たちと
同じステージに上がれるようになった少女。
同じように若きスターの
男性と交際して妊娠するも
中絶を迫られ、しかも
露見したくないという男の意思で
錠剤を服用、のた打ち回るような
痛みを家の中で、しかも医師も呼べずに
経験したというのが本当に可哀想だった。
こんなに世界中から求められるような
大スターなのに、女性としての尊厳は
守られない。これってどういうことだろう。
驚くべきことに彼女の悲惨な人生の本番は
この後、結婚をして子どもを二人授かったあとに
おきる。
上手くいかない結婚ではあっても
子どもに対する愛情は深いブリトニー。
パパラッチの猛攻撃に歯向かうなどの言動を
タテに取られて、父親が法的後見人となり
何もかもが監視下に置かれてしまう。
ここが驚愕なのですが
断れば子どもに会わせてもらえず
隔離施設に入れられるので
ツアー
レコーディング
も言いなりに仕事をこなし
トイレの回数までチェックされたという。
そんな事があると誰が思ったでしょう。
この状態は13年続き、その間
彼女が稼いだ莫大な収入はすべて
父親と母親のもとに流れたそう。
ブリトニーは子供に会う時間を
唯一の救いとして生き延びたんですね。
読んでいて、これ最終的に
彼女の自殺で終わるのかと思ったくらいです。
母親は自分を正当化するために
マスコミに出まくって手記も書いたとか。
娘が世界的なスターになり
金が入るという状態がここまで
親の言動をおかしくするのかと思いますが
彼女の幼少期から大きく彼らの性格が
変わったわけではないんですね、本当に
不幸なことです。
子供を人質に持ちだされると
なんでも従ってしまうのが母親、とはいえ
そこにつけ込みすぎなブリトニーの両親。
最終的にファンから「ブリトニーに自由を」の
声が上がり、現状から抜け出さなければと
本人が覚醒したため、この本が書けるようになるまで
尊厳を回復したらしいですが、傍目には
スターである彼女がまるで奴隷のような
毎日の中で、音楽への情熱もなくしていたとは
信じられませんでした。
その間パリス・ヒルトンがブリトニーの
心のささえだった的な記述が出てきますが
そのパリス・ヒルトンも親族の申告で
恐ろしい矯正施設に閉じ込められていたんだよね‥
これは彼女の自伝で読みましたが
大変ショッキングでした。
ブリトニーは、同じスターであっても
男と女ではやっていいことが
分けられていると言います。
男の有名人は、各地でいろんな女と
セックスしてマリファナ吸って
クラブで乱痴気騒ぎしても
咎められない。
一方女にはすべて許されない。
ビッチ、母親失格、国の恥。
私も読んでいて、これは女性にとっての
大きな問題が提示されていると感じました。
自由な国のはずである
合衆国においても、女性は男を立てて
生きていないと糾弾されるのですね。
2000年代の女性スターの告白本から
学ぶことは色々あります。
DJ KAZURU
2025年現在timcubaのイヴェント休業中です。
コラムは随時更新していますので
各メニューを選択してくださいませ。
https://youtu.be/BELIZJu0ruM
2014年の過去動画ですが
六本木で思いきりダンスと音楽を味..
2/10 麻布トロピで久しぶりに
ティンクーバやります。
DJ KAZURU が昔作った
キレッキレのリミックス中心。
翌日が祝日なので
ゆっくりお楽しみいただければ幸いです
**************
La Tropi Azab..
下北沢ボデギータで
福田カズノブがイサックデルガードを語る
マニア向けのイベントです
キューバ料理もご注文いただけます
..
Add A Comment