
「フェミニスト紫式部の生活と意見」
奥山景布子 著、拝読。
源氏物語を女の目線で
ズバッと新解釈したもの。
大変共感できました。
時代が千年前だとはいえ
男にちゃちゃっとつまみ食いされて
それで満足する女などいるわけないですからね。
光源氏がいかにときめく男だったとしても
周囲の女性が、ハーレムの一員となれて
うれしい気持ちだったわけありません。
女が男に属するかたちでしか
生きていけない世界での話ですからね。
光源氏もマンスプレイニングぶりなど
結構苛つく言動の男として書かれてるのも
女性たちの共感を集めるゆえんかもですね。
末摘花は、当時のその地位の女性として
家族と側近以外に顔を見せたことはないはずで
ゆえに、自分の容姿にコンプレックスは
もっていなかったであろう、というのに
なるほどと思いました。
実際原文でも末摘花が
自らの容姿を嘆く文は無いそうです。
人目に触れる機会が多いほど
自分の容姿が気になってくる…たとえば
TVタレントなどがそうなのでしょう。
そして、花散里の振る舞いを
「女」としてではないやり方で
自分の居場所を作ったキャラクターと
分析しており、なるほど
紫式部自身が宮中で切磋琢磨した経験が
いろんなキャラクターに反映された
物語なのだなと分かりました。
正直原文にあたっても
見逃しそうなことばかり。
熟読されてる方の解説は
大変ありがたいです。
一説によると源氏物語は
原文で読まなければ愉しめないらしいですが
ちょっと無理だもんな…。

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2/10 麻布トロピで久しぶりに
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