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TIM★CUBAフライヤーヒストリー

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

江戸の残像

俳諧と近世絵画を専門とする著者による
江戸と現在を繋ぐ土地論。

木挽町や神保町、本郷、湯島
馴染みの街も、変遷を知れば見方が変わる。

なんとなく街を歩いているだけでは
気づかないことがいっぱい。

歌舞伎にも詳しい方のようで
芝居や役者のエピソードと
土地の思い出が交わり楽しい読み物に。

私が
歌舞伎座で最高の清元を聴いた、と
思った経験は、下記に著者が書いている
舞台なのですが、この文章を読んでも
あの舞台の鮮烈さが目に浮かびます。

本当に感激する音曲でした。

こうした文章には土地の歴史も
芝居の醍醐味も包括されているようで
単なる劇評以上の愉しみが感じられます。

・・・

先年、坂東玉三郎をお蔦
片岡仁左衛門を主税に迎えた上演を
観に行った。
この芝居は、普通はお蔦役者の出し物。
早瀬側から眺めるならば、主従の三世の
縁と夫婦の二世の縁という
古いが捨てられない価値のあいだで
新時代のインテリが煩悶する物語。
いうなれば
近代における普遍の悲劇と理解させられた。

金田たつえの「花街の母」がはやってから
半世紀近く経ち、お蔦・主税の悲恋に
涙しやすい花柳界の客層も薄くなった今
仁左衛門の著しい芸境であって、改めて
主税の物語としての骨格があらわになった。

湯島天神境内の縁切り場は、白梅が満開
魚十かと思われる料亭の二階からは
余所事浄瑠璃として清元の
「忍逢春雪解」が流れてくる。
本来は「雪暮夜入谷畦道」(天衣紛上野初花)
において隣家で語られる浄瑠璃だが
それを、「湯島の境内」に付け替えてみせた。
鏡花少史の筆は冴え返っている。

というのも
「雪暮夜入谷畦道」の直次郎はお尋ね者。
主税は掏摸の万吉を救って
参謀本部の訳官を追われた身。
社会から駆逐される男二人が二重写しになってくる。
そして、直次郎とその情婦、三千歳は
もうこの世では逢えない運命なので
主税とお蔦も同じ道をたどることになるのを
暗示してやまない。

・・・

DJ KAZURU


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