
団鬼六の豪華なムック本。
エノテカクリムトの書棚から拝借。
西村京太郎や宮本輝との
対談も収められているのだけれど
このふたりがどちらも「花と蛇」の
大ファンと豪語。
連載時から読んでいて団鬼六の世界に
ドはまりしてるということにびっくりでした。
特に宮本輝は
「思想は高く表現は稚拙なのを
眼高手低というけど、団鬼六は
眼も手も高いSM作家」とベタ褒め。
こういう人たちはアダルトヴィデオのこととか
緊縛写真についてなど
素知らぬ風で生きていると思っていた…
かくいう私も20歳代の頃に
「花と蛇」全巻を読破しております。
夢中になって読んでた記憶があるなあ。
団鬼六は、ことあるごとに
羞恥の女の顔が美しいと発言していますが
確かにこの物語の面白さは、まず文学的なこと
そして
アッパークラスの美しい女性が
下々の者たちに陵辱される過程で見せる
羞恥の仕草にあります。
戦前の格差社会を知っているものが
憧れる、下のものが上のものを
辱める世界、とかいくらでも言いようは
あるのですが、グッとくるものはグッとくる
もうただそれだけ。
後半は、真剣師
小池重明について書かれていました。
著書で知っていたことも多いものの面白い。
彼が肝硬変を患い、金もなく
団鬼六の呼びかけで集まってくる
生前香典で療養していたこと。
三度の人妻との駆け落ちの果てに
その女も失っていたこと等々、いやあ
アウトロー人生44年、実に不思議な人ですね。
富岡七段いわく
プロになれるほどの腕前だった小池の
差し筋は定跡が確立される以前の
いわば江戸時代の指し方。
序盤はまずいけど終盤は天野宗歩みたいな冴え
だとか。
人柄も将棋も型にはめられぬ
不思議な魅力の持ち主だったのでしょう。
団鬼六が最後まで面倒を見てやろうと
思うくらいに。
・・・
何をしようぞ、くすんで一期は夢よ、ただ狂へ
これは室町時代の歌謡を綴った閑吟集の一節だが
父親が好きでよく口ずさんでいたもので
女と逃げた時も借金で逃げた時も
一期は夢よ、ただ狂へ、というのが
父親と私の共通した死生観になっていた。
・・・
DJ KAZURU
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2014年の過去動画ですが
六本木で思いきりダンスと音楽を味..
2/10 麻布トロピで久しぶりに
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翌日が祝日なので
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