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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2008
0092(GG)

 1 Frutero Moderno
 2 Calle Luna, Calle Sol
 3 Siacara
 4 Sabor, Swing y Sahoco
 5 Buche y Pluma6 Amanecer en Calithea
 7 A la Griega
 8 La Polemica de la Mandarina
 9 Fachada o Nada
10 Mujer Divina
11 Abre que Voy
12 Alarma

バークリー出身の才気溢れるベネズエラ人ピアニスト
ゴンサロ・グラウによるキューバ音楽の新解釈。

彼は2000年頃に別名義バンド、TIMBA LOCAにて、当時としては
驚くほど都会的なジャズとティンバの融合をやってのけた人物でもあり
ティンバがもう煮詰まるしかないという状況になっても、アグレッシヴなサウンド展開を
ぶつけてきましたので、非常に頼もしい存在に思われておりました。
そんな彼も今作では
アイディア勝負だった時期を完全に通過。
ある種の到達点を見せてくれたといえましょう。

個々のメンバーのテクニックも確かで
楽器のひとつのようにグルーヴするボーカルがホーンと絡み合っていく様なども実にドラマティック。
ラテンとしては都会的、とかいうレベルではなく
他のジャンルのトップクラスの作品と並べて聴いても
充分に聴き応えのある一枚となっております。

ベネズエラという国はグアコを排出しているだけありまして
キューバ人のお家芸である「音楽をミックス」ということも負けず劣らず得意なようです。
ゴンサロ・グラウとGUACOがある限り、「侮れない国」であり続けるでしょう。

ラテンとジャズというのは非常に近く、それ自体の融合としてはありふれたもののように
思われているわけですが、所謂ラテンジャズというものはジャズを演奏するものからは
難しく、ラテンを演奏するものからは型どおりで少しつまらないものという印象を
もちがちなのだということを耳にしたことがあります。だとするならば
ゴンサロ・グラウは、それまでのラテンとジャズの融合を
はるかに超え、二つのテーマをこれ以上はない形で結びつけて
世に送ったのです。

(DJ KAZURU ★ 2008/06/24)


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