AHI-1068
Released 2008
1. Pa Que Me Escuches Y….
2. Dejala Que Coja Carretera
3. Buscando Mi Mulata
4. Tu Me Robaste El Corazon
5. Te Marchas
6. Todavia
7. No La Quiero Ver Mas (La Blanca) Con Michel Maza
8. Tu Eres Veneno
9. Adiviname
10. Volver Atras
11. Corazon
12. De Rodillas
13. Te Enamorastes Sola
14. Me Fui Pa Oriente – Con Candido Fabre
15. Te Marchas ( Instrumental Version)
チスパの3作目がようやく世に出ました。
2000年にティンバ第二世代として衝撃のデビューを飾り、
そのスタイルを変えることなく2002年にセカンドを発表。
コンスタントにライブを継続し、バンドを維持し続けていたのですが、
なんと7年もの間、
オリジナル・アルバム発表の機会を失っていました。
その間、ティンバ界は
各バンドのボーカリストがポップスへ傾倒し、
ヒップホップやラップとティンバの融合を図る動きも出て、
更にレゲトン化が進んでいる状況。
マノリートなどティンバとソンを合わせて解釈しなおしたバンドや
バンバン系のサウンドは生き残りましたが、
チスパを代表とする立てノリ・ティンバは
絶滅の危機に瀕していたのです。
そんな中、この作品でチスパは見事な復活を果たしたばかりか、
2009年度ベスト・アルバムの候補ともいえる傑作を創り上げました。
各曲の録音は2005年あたりからのものも見受けられ、
ここ4~5年の未発表ベスト的な内容で、
その粒ぞろいの曲は聴き応え、踊り応え充分。
ティンバがキメを多用していた頃の勢いが
そのまま復元されています。
時代がティンバを求めなくなった時もそのスタイルを守り続け、
クオリティを落とさなかったことが、
再度、時代がティンバを照らしたときに
その存在を現すことが出来たのです。
また、チスパはその演奏スタイルばかりではなく、
メロディ・メーカーとしてもすぐれたものを持っている点が特徴。
ティンバ全盛期から10年たった現在、
アレンジや演奏スタイルの追求ではなく
そろそろ、楽曲の出来次第という地点に来ているのだと思います。
そういう意味では、
サルサやラテンジャズ、ソンなどと同じような所に
ティンバもきたのでしょう。
ミッチェル・マサがボーカルをとるナンバーも入っていて、
いよいよ、チスパはクラシック・ティンバの
代表格となったといえる一枚です。
( 福田カズノブ )
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2/10 麻布トロピで久しぶりに
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キレッキレのリミックス中心。
翌日が祝日なので
ゆっくりお楽しみいただければ幸いです
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