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TIM★CUBAフライヤーヒストリー

28327 TIM★CUBAのフライヤー。 DJ KAZURU によるフライヤーの世界をどうぞ。 貴方様がお越しになったイヴェント回は有りますでしょうか? Gallery コーナーで見ていただけます。 https://www.timcuba.com/?page..

★2026年も各コラム更新中(↓下へスクロール)★DJKAZURUコラム欄など↓読み物あり

18644 2026年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは日々更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

ひぐらしとランチョン

書肆ひぐらし店主とランデヴー。

新しい目録が出来ました
と、電話があれば
いそいそと出かけていく自分もどうかと思うけれど
待ち合わせの珈琲店で

「これ状態悪いけど差し上げます」

と花柳章太郎の芸談集など出されれば

「わあ、なによりの贈り物です」

と、顔を綻ばせ
珈琲代を出してもらっただけで
このあとの酒はまかせて…
という気持ちになるのですから
私もだいぶ葱背負った鴨になったものです。

なぜこの老人に私が
酒を飲ませなければならんのか、と
自分を戒めたくもなるけれど
私が財布に忍ばせている

【見つけたら是が非でも買う
赤江瀑の未入手本リスト】

のメモを奪われ

「これは見つけてきますよ
お代は要りません」

と言われてしまえば
腰も砕けんばかり
小村雪岱描く女のような
角度で演出する自分が笑える。

私はこの人の前では何者でもなく
ただただ文学の話が出来る。
其の嬉しさよ。

好きな小説の話をすれば
作家についてのエピソードを
聞かせてくれ、あれはそういうことだったのか
と、今まで抱いていた疑問が解けた時の
面白さ。

必然的に未読のものを読むことにも繋がり
読後はまたその本の話で盛り上がれる
…永久運動?

さてさて、京都新聞で
30回以上にわたり連載された
生田耕作にせまる記事読んでから、ますます
私はサバト館について知りたくなりました。

当時20歳代のバイトの身だった
ひぐらし店主は、大塚書店なきあと
サバト館関連書籍はぜひとも
君が引き継ぐべき、という周囲の
声に押され、京大教授時代の生田耕作住まう
京都の自宅を訪問。

前妻の章子さんにも、後妻のかをるさんとも
実際に言葉を交わしてきたという、その
証言の生々しさにわくわくしてしまう。

じゃあ、生田耕作とビール飲んだ
ランチョンへ行こうか、と街へ出る。

背中にスカルの着物の中年女と
縒れたシャツに雪駄履きの老人で
連れ立って歩く真夏の古書街。

我々の不釣り合いさもおかしく
お盆休業中でシャッターの降りた
洋書専門田村書店を見下ろす眺めのいい席に
収まると、あのテーブルが
生田先生と初めて飲んだテーブル、と
あまりよい席とは言えない
場所を指す。

大塚書店店主の葬儀に生田耕作がきた
時のことだったらしいけど
残念ながら
生田耕作をVIP扱いする知見が
ランチョンにはなかったのかもです。

そして脚を引きずって歩いていた
伝説の背取り(犬神)の話やら
生田耕作が嫌ったという松岡正剛(察するに
松岡スタイルは惹句的すぎて拒否感が
あったのだろう)の
話などでもうひと盛り上がり。

夕刻となり
「さる映画監督(名前は教えてくれない)の
未亡人の庭掃除を言いつけられているから
横浜へゆく」
と言われ、この日はお開きに。

ランチョンでビール4杯
旨くもなかったランチョンラベルの
甲州ハーフボトル
私の大好きなランチョンメンチカツ。

赤江瀑が手に入れば水に流せることよ、と
自分に言い聞かせつつ、上記の
お代は私が払いました。

DJ KAZURU


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