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キューバ音楽を語るトークライブ「ティンバの歴史#01」

26755 ミュージシャン、DJ・ダンサー、レコード会社、キューバ旅行会社からの目線で、ティンバの歴史とその魅力を明らかにする待望のトークライブ・シリーズがスタート!以前、チェベレの相川等さんと行っていた「トーク・ティンクーバ」の発展系ですが、単発ではなく毎月開催とし、様々な視点でティンバの魅力を明ら..

2025イヴェント休業中★各コラム更新中(↓スクロールで読めます)

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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

泥の河

宮本輝、1977年の
太宰治賞作品「泥の河」拝読。

昭和30年の
まだまだ貧しい、大阪は
堂島川、土佐堀川あたりの
人々の暮らし。
あちこちの岸辺に小さな船をとめ
彷徨うような生活をしていた人も
大勢いたのですね。

精一杯に
生きる市井の人々、また
世の中の不条理にさらされきっていない
子供たちの視線が
匂い立つような力のある文章で
描かれます。

何より、この作品で印象深いのは
戦争体験により
身についた
「生き残った者の死生観」。

映画化した「泥の河」でも
そうした面を容赦なく描いており
素晴らしかった。

田村高廣が、何とも「日本の男」
という土臭さ、そして
廓船で生活する
加賀まりこがびっくりする美しさ。

春をひさいで生計を立てる
加賀まりこ、その幼い子供が
一所懸命に歌う

「ここはお国を何百里」


真剣な顔で聞く田村高廣が
忘れられません。

「おっちゃん、こんなに上手に
歌うの初めて聞いた。もっと
歌ってくれ」

みたいなことを少年に言い、その
少年も必死に歌う。

胸が締め付けられるような
ものがたり。

(DJ KAZURU)


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