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2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

Septeto Santiagueroのライブ評

セプテート・サンティアゲーロの東京公演に行ってきました。
バンド名の通り、セプテート編成でサンティアゴ・デ・クーバ出身。
結成は1995年。昨今のソンブームを牽引している存在で、
ラテングラミー賞を2度受賞しています。

さてライブはというと、フロント4人全員がボーカルをとり、
バックもコロに加わって歌に厚みがあります。
リードボーカルは白人系で他の3人は黒人系。
特に黒人系のボーカルは歌が上手く好みでしたが、
白人のボーカルが会場を盛り上げることに長けていて
キューバへ来た観光客や海外公演では
彼あってのライブと思いました。
これがこのバンドの魅力の1つなのでしょう。

演奏はトレスとギターそしてベース、
ボンゴとコンガにペット1本だけです。
この音数で中ホールを沸かせるのは
一人ひとりの演奏力の素晴らしさと
アンサンブルの巧みさあってのもの。
リズムにアタックを入れるトレスの音が
ビンビンに響いてきて最高です。
時おり入るトランペットも秀逸。
キーボードもドラムスも数多くのホーンセクションもない
この編成でアップテンポの演奏は圧巻といえます。

このバンドはいろいろな意味で予想を覆すところがありました。
その一つは、いにしえのセプテート編成なので
そのころのソンを数多く演奏するのかと思っていたら
全く違っていたこと。
1960年代にキューバで流行していた
パチャンガ、コンガ、ピロンのリズムの曲。
そして1980年代のオルケスタ・レべのチャングイ、
ロス・バンバンのソンゴをセプテート編成で演奏していたのです。

1990年代にチャランガ編成でサルサを演奏し、
ティンバ人気の中心にいて絶大な影響力を持っていた
チャランガ・アバネーラにコンセプトがとても似ていました。

ソンにティンバ的なアレンジを加えているバンド
という評価を目にしますが、
彼らは決してティンバを直接取り入れたのではなく、
レべやバンバンなどティンバ以前の
1980年代の音を今に復元していたのでした。
1920年代の編成で1980年代の音。
それをかけあうことで新しい音が出現していたのです。
そのことは録音物ではわからず、
ライブで初めて分かったことでした。

ブエナ・ビスタのソンは現在も根強い人気があるようで、
さかんに「チャン・チャン」をリクエストする会場に
ようやく答えていましたが、
キューバ音楽の現在はファンの思いとは違って、
温故知新でさらに進化しているのだと感じました。

(福田カズノブ)


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