レディ・サルサ公演に行って参りました。

キューバ音楽がどうして、こんなにも
ミクスチャー音楽なの？　なる所以が
分かりやすく解説される流れのショウで
楽しく拝見いたしました。

スペインの音楽云々、アフリカ奴隷のリズム云々
そしてアメリカ音楽との融合については
「カジノに居るプロスティテュートとマフィアが
楽しんでいたジャズ」
みたいな表現だったかと思いますが、現在の
キューバ音楽にはジャズの影響も濃いわけですし
サルサというよりは、キューバ音楽にまつわる
あれこれが、ザーっと上手いこと2時間に纏められてました。

ダンサーも大勢ながら
一糸乱れぬ群舞という感じではなく
それぞれの個性を重んじた自由さがあり
良かったですが、バンドの女性歌手が
余りに素朴な可愛らしさに満ち満ちているので
そっちばっかり見てしまいました。

私にとっては如何に派手に見せるかという
ダンスよりも、歌の表現の一部として
繰り出される「音楽的所作」のほうが
ぐっとくるのです。
しかも
可憐で愛らしい。
バンドのサウンド自体に目新しさは
ないのですが、彼女の軽やかな存在感は
ショウの重要なポイントになっておりました。

余談では御座いますが
この公演のプローモーションしている方に
そんな席（４列目でした）に座っていたら
舞台に引っ張り出されますよ！　と
言われていたのですが、まんまとそのように・・・
通常でしたら
そんな公開処刑紛いのことには
参加しないのですが、さすがに
一緒に踊っちゃった方が楽しいよねー、という
流れでしたので致し方なく。

・・・

さあ、7月25日は私のDJイヴェントです
六本木コパカバーナにて20時半より行います。
どうぞお楽しみになさって下さいませ。

(DJ KAZURU)