銀座マルカッサンにて秋のディナー。

けっこう行っている店ですが
過去最高か？ くらい
料理の出来ばえがよくて感激。
やはりマルカッサンは秋冬に強い
料理を出すイメージ。

イノシシのローストは
肉の熟成具合とかもよかったのかな
とにかく完ぺきでした。

まずは厚切りの鱒のマリネ。
とろりとした食感にうっとり。
赤と黄色
二種のビーツのソースがまたすてき。

初めて食した
大きなマッシュルームを使用した
リゾット。
相方は「明日も食べたい一皿」と
言ってましたが、確かにリピしたい味。

ボワソンは
モンターニュ・サンテミリオンの
ch.calon 1996にしました。
ちゃんとボルドーのお手頃を
仕入れておいてくれるのがありがたいです。
これこそホスピタリティ。

そして、メインのイノシシです。
付け合せの
黒大根、長芋、バナナピーマンといった
野菜との合わせ方もぴったりで
美味しい肉を食べた！ という
気持ちで満たされます。

野性味の強い肉は
甘いソースでやり過ごすという店も
多いと思いますが、こちらは
肉本来の良さをきっちりと
生かしている料理になっているかと。

デセールは
ヴァローナショコラのスープ仕立てに
ラムレーズンの入ったアイスを浮かべたものを
頂戴しましたが
これもビストロのデセールとしては
素晴らしいものだと思う。

質実剛健のよい店だなあと、改めて
感じました。
この秋、もう何度か通いたい！

(DJ KAZURU)