ちょっとヴィヴィッドな
刺繍の半襟に挑戦。
黒地の半襟も恰好いい。
この秋はブルーの
蝶々の帯留めに
合わせるつもり。
・・・
呉服関係の
知識もほしくて
本も色々読みますが
白洲正子の
「きもの美」は
さすがなお言葉が
いくつもありました。
おしゃれの道徳は
平凡なこと
なるべく目立たないこと
ようするに
「鈍刀をつかう」ことにつきましょう
なんて言われちゃうと
ははーって感じです。
手厳しい現状批判も
多々出てきましたが
美意識を突き詰めた人の
いうことですから
納得できます。
白洲正子氏は
銀座にきものの店を
出していたこともあって
売り手、買い手
両面からのご意見も。
一般にいって
「 つきすぎる」ことを
きものは嫌います。
蝶のきものに蝶の帯
紅葉に鹿
梅に鶯の類は陳腐です。
なにごとも
つかず、離れずの風情に
保つのがよろしい。
これは
日本文化すべてに言える気がします。
邦楽の世界も
音程のど真ん中で
西洋の美しいハーモニーのような
音を出すのは
野暮とされ、「ちょっとずらす」
のが粋。
その感覚を
みな必死になり探っています。
(DJ KAZURU)
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