ZOZOIのアップルレーズンタルト。
一見「森系女子」で溢れるカフェですが
数年前の訪問時にボルドーのハーフが
何種類もストックされているのを見つけて以来
「池袋の穴場」として重宝しております。
シャルトリューズなんかもありますから
ランチ後に此処で食後酒というのもいいです。
・・・
先日開催された
我がティンクーバのTcc FUKUDAの講演会には
政治的なキューバ文化に興味はあれど、音楽には
殆ど触れたことがないという方が大勢いらっしゃいました。
そんなダンス・イヴェントとは対極的な
環境の中で、アラゴンのチャ・チャ・チャから
ロス・バン・バンのソンゴから
エル・ネネの歌い上げるソン、現代の代表として
ラッパーのテルマリー等々、10数曲を
解説しながらTcc FUKUDAがご紹介したわけですが
「本日初めて聞いたキューバ音楽ですが
最も興味深く拝聴したのが、これです!!
もう一度聴かせて下さい」
というご意見が出た(しかも満座において挙手の上)のは
イラケレの「バカラオ・コン・パン」でした。
それ自体が私には興味深かったですね、これは
70年代に録音されたとは思えぬファンキーさと
キューバ音楽ならではのミクスチャー感覚に
溢れた本当に素晴らしい1曲ですし、ソンでも
ティンバでもありませんがキューバ音楽を
象徴する楽曲として相応しい一曲かと
私も思っておりますので、この曲の持つ
吸引力の大きさを再確認した次第です。
リズムを解析できなくとも
言葉が分からなくとも
心を、耳をざわめかす感じというのは
伝わるのでしょう。
何かこれヤバイ、みたいな
それこそ本能に訴える音だったのだと思います。
(DJ KAZURU)
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