「特別展きもの」を観に上野まで。

国立博物館の平成館で
事前予約での開催となりました。

きものに関わる人すべてが
待ち焦がれた展覧会です。

本来なら大勢がごったがえす
展示に違いないのですが
すいすい見れた点は良かったですね。

歴史をひもとく意味合いの
貴重品から
現代解釈の着物の展示まで
網羅、ちょっとお腹一杯という
位のボリュウムでした。

「若衆」ものの時代小説を
よく読むので、彼らが着ていた
振り袖の展示などは参考になりました。

体を売る彼らは振り袖をよく
着ているのですが、どのような
振り袖なのか、現実に見たのは初めて。

馴染みのある大正時代から
昭和初期の着物に銘仙は
彩りも豊かで
やはり楽しかったです。

私は日常で着物を着ていますが
絹ものというのはもって百年だそうですね。

芸術品でもあり
身につける嗜好品でもあるから
どこまでも
贅を凝らすことになったものが
着物なんだと思います。

とはいえ普段に着るものは
雨風にも強い素材の
ポリエステルだったりします。

この日も強風につき
吉原で古典とモダンを融合させた
お商売をなさってる店で買った
ポリ着物です。

更紗調ですが背中に
スカルがあるので背縫いなしという
面白い仕立て。

マスクは仕方なくですが
黒い手袋はよく着物に合わせます。

手袋と袖口の隙間からのぞく
肌って良いものです。

このバッグは自分で縫いました。

お土産に信長陣羽織ワッペンなど購入。

DJ KAZURU