日本橋キモノ事件簿で見つけた
小倉染色工房。
型紙を彫り、染色する
その柄の素敵なこと!
こちらは
「駒づくし」
なので、将棋の駒や
三味線のコマなどがぎっしり
描かれています。
トップの画像は
近松門左衛門がテーマなので
近松の登場人物が
素敵に配置されて、なんとも
粋。
こんな素晴らしい
ものづくりをしている人に
出会えて感激です。
折しも
池澤夏樹の文学全集の
文楽の新訳が
入っているやつが刊行されたところです。
文楽は話自体は
非常に普遍的な人間の
心模様なのですが
解説読んだりしないと
すっと理解できないのが
問題です、なので
これはいいです
しかも
実際文楽を稽古している
いとうせいこうが
執筆陣に入っていますね(^^)
今回改めて
「曽根崎心中」を読みましたけれど
愛の昇華としての心中なのか
人生が行き詰まった者同士が
たまたま付き合っていたから
心中に至ったのか
そのへんがよくわからなくなってきました。
再考したいものです。
DJ KAZURU
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