師匠(DJのではない)が
噂のイケメンバリスタに会いたいと
駄々を捏ねるので、青山の
イタリア菓子店に連れて行ったら
お休みだったのか彼はいませんでした。
いやー、いつもいるんですど
こんな時に限って! 考えてみれば
店の定休日はともかく、個々の
お休みがいつかなんて、余程親しくならないと
分かりませんもんね。
しかし、割と売り切れがちなケーキ
ドルチェ・ヴィータがありました。
基本はチョコレートですけれど
ベリーの酸味がとーっても効いていて
しっかり甘く、しっかり酸っぱく
しっかり苦い
でも、見た目よりも軽い素敵なお菓子。
ネーミングもそそるじゃあないですか。
ドルチェ・ヴィータというとフェリーニの
映画の邦訳から「甘い生活」という
言葉がすぐに出てきます(ご多分に漏れず
私もフェリーニとマストロヤンニに傾倒する
十歳代を送ってきました。大学に入学して
2度目の合コンで仲良くなったメンズを
8 1/2のリバイバル上映に誘って、ぽかーんと
されて以来、二度とデートしてもらえなかった
という経験も。あれを
面倒くさい映画と思うか、楽しめるか
人は二分されるようです)。
あの華やかにして頽廃的なイメージを投影するには
プロセッコを合わせるのが正解でしょうか。
(DJ KAZURU)
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