大体こんな格好でお稽古通ってます。

来年五月に国立劇場での
お浚い会というか立派な会に
出ることになったのだけど
その他大勢での出演なので
気楽に「勝三郎連獅子」を練習中です。

長唄というと家元制度が大事ですが
今度出るのは、そのアンチというか
藝大の卒業生主催の会なので、自分としては
こっちの方が合うなと感じます。
ちなみに私の師匠は、どちらにも
所属してます。

師匠の一門はこの度
名取になった人から徴収する
名取料が倍額になったそうです。

私は、打診されたときすでに
この制度に疑問があったのでたぶん
一生名取試験を受けることはないでしょうけど。

たぶん伝統芸能をお稽古ごととして
やる人が減ったので個人負担を大きくせざるを
得ないのでしょうね、家元だって
よほど大きな派閥でなければ
儲かって儲かってしょうがないことは無いはず。

昭和も30年代か40年代までは
大会社の部長クラスともなれば
囲碁、ゴルフを嗜むのは当たり前で
小唄か長唄の一節も唄えなくては
恥をかいたらしいですが、今や
そんな中年いないしね。

これからの世の中
家元って人たちはどうするのかねえと
渦中にはいない気軽さで
見守っています。

DJ KAZURU