京橋シェ・イノでディネ。

「食べ慣れている」女友達ばかりで
突撃してきました。

グランメゾンなんて
何年ぶりでしょうか・・・しかも
このクラシックな店に来ることがあろうとは。

知り合いのシェフの紹介だったので
たぶん正規のものではない、皿数を多く
味わえるようにしてくれた
お任せコースとそれに合わせた
バイザグラスで。なので
メニュー見てません。

正しく、そして重い料理でした。
出てくるワインもシャルドネならシャルドネ、
ピノ・ノワールならピノ・ノワールの
ど真ん中の味わいがあるもので
敢えてひねらず直球にしてる気が。何かと
「珍しいタイプ」を主張する店も多い中
さすがの王道です。いちどは
味わっておくべきという感じでしょうか。

ウニのフラン。

ゼラチンを全く使用せず
野菜を押し固めただけで作るというテリーヌ。

フォアグラのフラン。

舌平目の
アルベールソース。スペシャリテですな。

どれもこれも
良くできているとしか言いようのない料理。
隙がないです。
オマール、トリュフなどの高級食材が
惜しげもなく出てくるのは
こうした店のひとつの愉しみ。

肉もいろいろ出てきたのだが
もうおなかに収まってくれない。。。基本的に
全ての料理に重厚感があるので（笑）さらに
グランデセールまで出てきたときには
どうしようかと思いました。

若いころはグランメゾンのサーヴィスって
緊張する感じのものだったけど
今ではまったくそんなことはなく
むしろ和み系。逆を言えば
こっちがサーヴィスの皆様を緊張させたげることも
出来るわけで、自分の図々しさにも気がつくそんな夜。

(DJ KAZURU)