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2023イヴェント休業中、各コラム更新中《TIMCUBA動画有》

18644 2023年現在timcubaのイヴェント休業中です。 コラムは随時更新していますので 各メニューを選択してくださいませ。 https://youtu.be/BELIZJu0ruM 2014年の過去動画ですが 六本木で思いきりダンスと音楽を味..

2/10 復活TIM★CUBA

17568 2/10 麻布トロピで久しぶりに ティンクーバやります。 DJ KAZURU が昔作った キレッキレのリミックス中心。 翌日が祝日なので ゆっくりお楽しみいただければ幸いです ************** La Tropi Azab..

2/1 イサックを語る

17586 下北沢ボデギータで 福田カズノブがイサックデルガードを語る マニア向けのイベントです キューバ料理もご注文いただけます ..

サルサイベント&ライブの感想

いろいろなライブ、イベントに参加し、主催イベントも行ってきたこの1か月を
感想交えて振り返ってみたいと思います。

まずは5/10コットンクラブで行われたリチャード・ボナ・バンドのライブ。
本人はアフリカのカメルーン出身。コンテンポラリー・ジャズでは
天才ベーシストとして評価されている存在ですが、今回は
キューバ人ピアニスト、ベネズエラ出身のパーカッションなどを擁した
5人編成のバンドでの来日でした。
満員とはいえないファースト・セットのライブでしたが、飛び出したその音は
びっくりのキューバ音楽。強烈なパーカッションは、モダン・ソンをティンバ・
ジャズの解釈で演奏した極上もの。ボナのベース、ボーカルは、アフリカの
大地を連想させる壮大なもので
ラテンミュージシャンとは別物のグルーヴを出していました。
こんなに強烈な音がまったく違和感なく暴走せずにアンサンブルとして
成立しているのは、リチャード・ボナのディレクター力なのだと感心。
前情報が少なかったので見られなかった人が多かったことが残念ですが、
音楽の力を見た素晴らしいライブでした。

5/12には、日仏会館でのサージェント・ガルシアのライブ。
彼は2000年頃、ティンバに傾倒したアルバムを数枚発表。
ティンバ・フリークでは、ヨーロッパ・ティンバといて認識されていましたが、
最新作ではコロンビア音楽をモチーフに。
ライブでは、打ち込みにギター、ドラム、ボーカルを加えるスタイルで
レゲエとクンビア中心。
クラブ音楽と中南米音楽の間を難しいことを考えずに
ミクスチャーしてアゲアゲに展開していました。
中庭でのステージ、フランス人だらけの会場、そしてフレンチ屋台、そして
サージェント・ガルシアのライブが混ざって
不思議な空間が生まれていて楽しめました。

5/19は、日暮里サルーでBachata Cuban Partyを主催。上記写真。
相方のイントラ、ホザンジェラさんは東京初イベント。
私の日暮里サルーでのDJも初。
そしてBachataとCubanをうたったイベントは業界初。
初物づくしの中、ホザンジェラさんのデビューと
DJ FUKUDAのサルーデビューは大好評のようでしたが、
Bachata Cubanを期待してくれた人は女性が多いという結果でした。
実際、他のバチャータ・パーティも女性8割という回があるときいているので
それほどではなかったのを喜ぶべきだったのかもという状況。
男性バチャータ・ダンサーを育てるのはイントラの仕事なので、
そちらはある意味あきらめて、
私は良い選曲にエネルギーを注ぎこもうと思った会でした。

5/26は、TIMCUBAの12周年の第一弾。
レギュラーティンクーバは新曲中心主義なので
年1回は旧作中心でという企画。
昔のティンバには力のあるナンバーがいかに多いかがわかる内容でしたが、
それを新作のようにMIXして2012年版として提供できる
DJ KAZURUの腕もそうとうなもの。
あまりに内容が良いのと音源が多いので今月6/23は第2弾を開催します。
こうご期待を。

5/27は上野でキューバンフェスティバル。
在日キューバ人イントラのかなりのメンバーが総出演。
アフロキューバン色の強いパフォーマンスを1日繰り広げていました。
生徒さんのパフォーマンスはソンやルンバ、サンテリアを通過して
アフリカンやフラメンコ、ヒップホップやバレエの要素が入ったものが
演目として多く、キューバン・サルサのペア・ダンスやルエダ、
ソンやルンバはもう見せるものではなく
普通に楽しむものになったのだという、そんな時代の流れを実感しました。

6/1は横浜サルサコンテストを見に。
以前の各種コンテストは、そこで優勝するとイントラになってもよいという程の
レベルのダンサーが集まった時代もありましたが、最近はそういうこともなく
参加者が少ない模様。コンテストの楽しみは、知り合いの応援以外に、
かってに審査員になったつもりでどこが優勝するのかと予想するところに
ありますが、私のジャッジと実際のジャッジはほとんどがずれずれ。
審査員の視点とのずれを云々いうより、もはやコンテストは参加する人、
それを見る人の単なる楽しみなのだという次元になったのだと思いました。


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